灰みの空いろ日記

乱調日々書留

暁を知らない春の寅次郎

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たいてい3時ころに寅次郎は私を起こす。

食事を強要され、眠い目をこすりながら提供して私はまた布団に入る。

食事を終えて寅次郎は私の布団に潜り込む。

寅次郎を抱えて寝るのは温かいが、妙な体勢を維持するからあちこち凝るし熟睡できない。

眠りに落ちた寅次郎は夜が明けても、私が朝の支度を終えても春眠を貪る。