灰みの空いろ日記

乱調日々書留

2024-03-25から1日間の記事一覧

最近、遠慮をしなくなってきた。

邪魔なんですけど。

「春の嵐が過ぎた朝の野良猫」(2023/3)

ひどい雨の夜が明けた朝、汚れた毛並みの野良猫ハッチが裏道を通り過ぎるのを見かけ、 「あ、ハッチ!」と後ろから声をかけると、 ハッチは、不満そうに立ち止まってゆっくり振り向き、疲れたような目でこちらを見た。 もちろん彼は自分が「ハッチ」と勝手に…